全国に残る、近代の土木・建築を中心にWatchingしているブログです。
旅に出たら「Architec旅日記」と、見てきた建物や風景を紹介する記事を、
家に居れば、日々の日記「想鄙居だより」や、料理などを記事にしています。

※特集記事は拡大写真も含まれていますので、クリックしてみてください。

2015年01月

ポン酢つくり 〜冬のお籠もり仕事・2〜


そろそろ、ポン酢が終わるので、新しく仕込みました。

売っているものは、どうも口に合わないので、
                 手作りし始めて、5年くらい経ちます。

でも、まとめて作っておくので、回数は3回目です。

私はダイダイに柚子を混ぜた果汁が好きですが、
                ダイダイは皮も内側の袋も分厚くて堅い!

ある程度の量を手で絞るのは、すごい労働で時間もかかります。
出た皮の量もハンパないので、お風呂に入れたり料理に使っても、尚持て余す・・

今回はとうとう、その手間を省いて、柚子の果汁を買ってしまいました。
高知県北川村産です。高知では「柚子酢(ゆのす)」と呼ぶらしい。


イメージ 1


これに、同量の醤油と10%のみりん、かつお節と昆布を入れて、一日置きます。

だしがらを濾して、キレイに洗ったビンに入れて、冷蔵庫で保存します。
春先から食べ頃になるはずです。


イメージ 2


私は、一年中ポン酢を使うので、たっぷり作っておきます。

腐らないの?と思ってる人、多分いるでしょ。水を使ってないので大丈夫


鍋料理のつけダレはもちろんですが、
酢を+すれば酢の物に、オリーブオイル+でドレッシングやカルパッチョに
ごま油を+で冷やし中華のタレに、ラー油を+すれば餃子のタレにと、
とーっても、万能なんですよ。


これは、ショウガとポン酢で炒めた豚丼です。ポン酢だとサッパリして美味しい。

イメージ 3


こういう仕事をコツコツしていると、絵本の主人公になったような気になるな〜


One Day Trip ~静岡県立美術館へ石田徹也展を見に行く~


昨日(2015/01/29)は、静岡県立美術館へ石田徹也展を観に行って来ました。
神奈川県の美術館でも開催されていたようなので、ご存じの方もいるでしょうね。

静岡に戻ってきたということになるのかな・・・

石田さんは、静岡県の焼津市出身で、武蔵野美大に入学し、イラストレーターを
目指しながら、公募展に入賞するなど、活躍が期待されていました。
残念ながら、2005年に踏切事故により、31歳で亡くなってしまいました。

実を言うと、私は亡くなってから石田さんの存在を知ったのです。

当時、石田家から作品を県美に寄贈され、作品展が開催されていました。
代表作とよばれている作品は、県美の所蔵になっています。

その時は観に行けなかったのですが、ローカルニュースで紹介されていました。
ユニークな作風に惹きつけられてしまいました。

というわけで、早速観に行って来たというワケです。
今回は、スケッチや日記など、100点以上が展示されているそうです。


イメージ 2


石田さんの作品は、ひと言でいえば「ハッと考えさせられる絵」です。
自分の気持ち次第で、苦笑がもれたり、怖かったり・・・

石田さん自身も
「見る人が面白がったり怖がったり自由に感じてくれればいい」と言っていたとか

初期の頃は機械と人間が合体した、文明批判とも社会批判ともとれるような・・
私が感じるには、モノに囲まれ取り込まれてしまった人間とも思える。

筆致は、生真面目なくらい精密で、丹念に書き込まれています。

晩年には、画面構成も複雑になり、アクリルから油彩に変わって、透明感を得る。
しかし、それが不気味な透明感・・・

どんどん、自分を突き詰めて、追い込んで、内面に入りこんでいる感じ。
見ていて、痛々しいくらいです。

サイドに人間が描かれていますが、それが下半身だけだったり小さかったり、
それだけが生身の人間で、機械と化したヒトを突き放しているようにも思える。


イメージ 3


スポーツ雑誌「Number」にイラストが掲載されていたそうですが、
あれは隔週刊でしたか・・・よく目にしてましたが、中身まで知らなかった。
読者のお便りページにあったそうです。 覚えていますか?


附属の「ロダン館」も必ず寄って観ていきます。

イメージ 4


さて、お昼ご飯は、いつものように館内のレストランへ・・・
ここ、美味しくて値段も安いので、オススメですよ。

イメージ 5



















メインは「静岡野菜のポトフ」 寒い日は温まります。

イメージ 6

イメージ 7


ミュージアムグッズは絵はがきにしました。
実際の絵より下書きのほうが、部屋に飾るには気持ちがほっこりする・・・

●「飛べなくなった人」

イメージ 8


●「燃料補給のような食事」

イメージ 9
イメージ 10










美術館を出て、JRでひと駅「東静岡」へ出ます。

イメージ 11


知らないうちに、MARK ISが開店していたので、チョッと様子を見に行くことに
店内をグルッと廻りましたが、
今のところファストファッションも特に欲しいものは無いので早めに切り上げた

横浜のMARK ISくらいに面白いといいんだけどなぁ〜

「クリスピークリームドーナッツ」が出店しているのが嬉しい。
ほら〜、東京でみんな何時間も行列して買いに行ってたあの店ですよ〜
都会は大変だね〜、ま、それが自慢なんだから、いッか〜

ミスドと比べてみたい気はあるじゃない?
で、思い切って、チョコレートボックス買っちゃったい! 

イメージ 1


ハート型はフォンダンショコラなので、
         レンチンするとチョコがとろけて美味しいとか(楽しみ〜)

食感は、
ミスドがモッチリなら、クリクリはふんわりという感じ?(略語は独断です)
どっちも美味しいよね・・・

では!

菜の花とアンチョビのパスタ

イメージ 2


今日も元気だ、飯がうまい!


1月29日(木)

目まぐるしく暖かくなったり、寒くなったりしていますね・・・
それだからというワケではないと思いますが、今週の始めは調子が悪かった。

月曜日は朝から何となくお腹がチクチク・・・
買い物にナントカ行って帰りましたが、昼食を食べる気にもなれない。

夕方になっても体調は回復せず、とうとう夕食も満足に食べられず
葛根湯を飲んで、早めに寝ました。 夜中に水分補給はしました。

寒気は襲ってくるわ、珍しく足が冷たくてゾクゾクしました。
薬が効いて翌日は復活し、水曜日は元通りに〜〜

何なんだったんでしょうねぇ? 
風邪ともいえないし、腹痛がしても、下痢や吐き気もないし・・・

寒さで免疫力が低下したのかな〜〜


寒い中でも、そろそろ春の野菜や果物が店頭に並んでますよね。

スーパーの入口近くにはイチゴがいっぱい!
静岡はもちろん、福岡、栃木など各地のイチゴがズラリと並んで、目にも華やか〜


菜の花が出ていたので、おひたしや和え物などを作ってみました。
久しぶりの爽やかな苦味を堪能


イメージ 1


アンチョビの塩味で、パスタも作りました! 
ハムは春っぽい彩りになるよう入れました。 やっぱり美味しいな〜


私の元気のバロメーターは食欲なんで、もう大丈夫です!!


錦織君、敗退しちゃった。 楽しみが減ったけど、また試合あるしね・・・

しかし・・・どっちでもいいから、
ワウリンカか、バブリンカか、TV全局で統一してくれい!



新潟・村上 / 三面川と種川 〜三面川中州公園にて〜



●下渡山(げどやま)標高237.8m

イメージ 1

下渡山は、蒲萄山塊の最南端の三面川のほとりに、村上市街地に立つ臥牛山と向かい合う山です。
「越後国瀬波郡絵図 1597」に、山頂に「下渡ヶ嶋城」があったと記されています。

永禄11年(1568)5月、武田信玄の調略で謙信に叛旗を翻した本庄城主・本庄繁長の攻囲のため、上杉謙信が築城したとされるが、貞治年間(1362-68)に本庄孫次郎が猿沢城に在城し、その子孫が下渡城、里本庄、松尾山へ本拠を移したという記録もある。

下渡山は、登山道が整備されています

●三面川(みおもてがわ)

イメージ 2


イメージ 3


イメージ 4


イメージ 5


イメージ 6


イメージ 7


イメージ 8

◎三面川の鮭漁
  三面川では、秋になると川幅いっぱいに『ウライ』と呼ばれる柵が設けられ、産卵のために遡上してくる鮭を一括採補しています。

これは、戦後中断していたものを昭和52年から鮭増殖を目的として再開したもので、遡上してきた鮭の行く手を阻み、2か所だけ開いている落し柵と呼ばれる密柵で捕らえ、採卵し、人工ふ化増殖を行っています。

また、ウライより下流では、『居繰網漁(いぐりあみりょう)』と呼ばれる伝統漁法が行われます。
3艘の川舟を川の流れに乗せてひし形に広げながら使い、一艘に漁師が2人ずつ乗り、
先行する1艘は網に鮭を追う。
後方2艘の前方(下流側)の一人は櫂で舟を操り、後方(上流側)の漁師は水中におろしたサイ縄を握り、川を上って来る鮭が網にかかると、舷を叩き呼吸を合わせて鮭を捕ります。

●種川(たねがわ)

イメージ 9


イメージ 10


イメージ 11


イメージ 12


江戸時代、鮭が生まれた川へ帰ってくる習性(母川回帰)に着目し、村上藩士・青砥武平治(あおとぶへいじ)によって、世界で初めて自然保護増殖のための人口河川「種川」が31年の年月をかけて完成した。

種川は、鮭の産卵孵化を容易にする保護河川のことで、カナダで行われている孵化事業の140年も前に生まれた画期的な殖産技術であった。

この事業は村上藩の財政に大きく貢献し、村上の鮭文化の礎を築いた。


・イヨボヤ会館の「鮭観察自然館」
 種川に沿って、全長50m、幅8mの地下室が設けられており、川魚の観察ができる

イメージ 13


イメージ 14


イメージ 15


イメージ 16


イメージ 17


イメージ 18


イメージ 19


イメージ 20


イメージ 21


「イヨボヤ」とは、村上の方言で、鮭のことを指すそうです。
「イヨ(イオ)」も、幼児ことばで「ボヤ」も、魚を意味するそうで、
村上では、魚といえば鮭!ということなんでしょう〜。

三面川は知っていましたが、種川のことは、実際に行って初めて知りました。
先人の努力があって、今に続く鮭の文化があったのですね。

「イヨボヤ会館」は、三面川のサケの歴史や文化などを学べる資料館です。

鮭観察自然館のコーナーは半地下ならぬ半水面下にあるので、季節により、
種川を遡上する鮭の群れを直接ガラス越しに観察できるそうです。
運がよければ、サケの産卵やふ化するまでの様子を観察できるとか。

中州公園は、三面川と種川の中州にある公園で、敷地も広く周囲も開けていて、
近くの人が釣りをしたり、ジョギングやウォーキングをしたりと楽しんでいました。

こんな、クルマの音も聞こえない伸び伸びとしたところが、近くに欲しい。


イメージ 22




                        (塩町 2014年9月4日)


新潟・村上 / 大町〜寺町通り



村上は、町家の並ぶ通りや、武家屋敷通りが有名ですが、そこは以前訪問したので
今回はそこから北側にある寺町通りから三面川方面を歩いてみました。

寺町通りは、昔の花町の名残をとどめているそうで、歴史ある料亭や割烹と寺が連なり、黒塀が特徴的です。
狭い道路を挟んで、片側に寺院が並び、もう片側には料亭などが軒を連ねる興味深い通りでした。

●大町通り

イメージ 1


イメージ 2


イメージ 3

・「大町文庫」
 町家を改装しているようで、中央にらせん階段がありました。
 村上高校の教師だった3人の方々の蔵書を保存している私設図書館ということで
 1階では食事が出来るようになっているとのこと。

イメージ 4


イメージ 5


●寺町通り

イメージ 6


イメージ 7


・料亭「松浦家」 創業150年以上の老舗

イメージ 8


イメージ 9


イメージ 10


イメージ 11


・料亭「吉源」 江戸時代後期から180年の歴史を持つ老舗

イメージ 12


イメージ 13


イメージ 14


イメージ 15


イメージ 16


イメージ 17


・「経王寺」

イメージ 18


イメージ 19


・「長法寺」

イメージ 20


イメージ 21


・突き当たり「妙法寺」

イメージ 22


イメージ 23


ここを右折して、国道3号線を越えると、三面川や「イヨボヤ会館」に出る。


イメージ 24



                           (2014年9月4日)


読者登録
LINE読者登録QRコード
メッセージ

名前
メール
本文
最新コメント
ギャラリー
  • ホタルイカで2品
  • ホタルイカで2品
  • ホタルイカで2品
  • ブロッコリーのキッシュ
  • ブロッコリーのキッシュ
  • ブロッコリーのキッシュ
  • ブロッコリーのキッシュ
  • 静岡・浜松(天竜区)/ 二俣川橋梁(天浜線)
  • 静岡・浜松(天竜区)/ 二俣川橋梁(天浜線)
記事検索
アーカイブ
  • ライブドアブログ