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◎前面
●「黄金の顔」
直径11m、鉄骨下地鉄板溶接、スコッチカルフィルム貼り
両眼に3.6Kwクセノン投光器付 前面に避雷針付
●「太陽の顔」
直径12m、強化プラスティック製
赤いラインはイタリア製モザイクタイル
◎背面
●「黒い太陽」
信楽焼タイル張り、緑色はガラスのモザイクタイル
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名称:太陽の塔
設計:岡本太郎
構造設計: 坪井善勝、吉川健、植田昌吾などのプロジェクトチーム
施工:大林組、竹中工務店、藤田組
構造形式:鉄骨鉄筋コンクリート造、鋼管シェル構造
スプレースタッコ吹き付け、ボンタイル仕上げ
規模:高さ=70m 基底部の直径=最大20m 腕の長さ1辺=25m
着工:1968年11月
竣工:1970年2月
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「太陽の塔」を初めてこの眼で見ました。
大阪万博のアーカイブ映像などで、シンボルゾーンの大屋根を突き破るような形で
鎮座していた姿を見たことはあります。
鉄パイプのオブジェのようにあるのは、その屋根の名残でしょうか?
ゾーンの設計者は丹下健三だったようですね。
大阪万博のアーカイブ映像などで、シンボルゾーンの大屋根を突き破るような形で
鎮座していた姿を見たことはあります。
鉄パイプのオブジェのようにあるのは、その屋根の名残でしょうか?
ゾーンの設計者は丹下健三だったようですね。
こんなに大きい塔だったのかと、今さらながら驚きました。
工事にかかった人員は、延べ2万4千人にもなったそうです。
工事にかかった人員は、延べ2万4千人にもなったそうです。
やっぱり、アヴァンギャルドだよねぇ・・・(^^)
「太陽の顔」は、子どもがすねたような顔だな〜と思っていましたが、
よく見ると、正面と横を向いた2つの顔が合体しているんですね!
外見からはコンクリート製のように見えますが、確かにそれでは重すぎる。
「太陽の顔」は、子どもがすねたような顔だな〜と思っていましたが、
よく見ると、正面と横を向いた2つの顔が合体しているんですね!
外見からはコンクリート製のように見えますが、確かにそれでは重すぎる。
岡本太郎は、世界の原始芸術や民俗芸術に造詣が深かったというから、
この塔には、そんなイメージが込められているのかもしれません。
この塔には、そんなイメージが込められているのかもしれません。
万博当時、この内部に入った人はご存じかもしれませんが、
パビリオンとしての展示もあり、50mにもなる「生命の樹」という作品は今も残っているそうです。
また、内部や腕にはエスカレーターがあって、登ることができたそうです。
パビリオンとしての展示もあり、50mにもなる「生命の樹」という作品は今も残っているそうです。
また、内部や腕にはエスカレーターがあって、登ることができたそうです。
大阪府では2017年をメドに内部を一般公開したいという意向があるようですが、
大阪府の計画では、塔の本体耐震工事、地下展示室を増築。
総事業費を11億円と見込んでいたが、2回の入札を行ったが折り合いがつかず、
再入札の日程も決まっていない状態なのだそうです。
(2015/08/08「大阪タウンネット」より)
大阪府の計画では、塔の本体耐震工事、地下展示室を増築。
総事業費を11億円と見込んでいたが、2回の入札を行ったが折り合いがつかず、
再入札の日程も決まっていない状態なのだそうです。
(2015/08/08「大阪タウンネット」より)
その後はどうなったんでしょうね〜?
今や、岡本太郎の代表作とまで呼ばれているのですから、
内部公開はともかく、作品としての補修や保存を望みたいですね。
今や、岡本太郎の代表作とまで呼ばれているのですから、
内部公開はともかく、作品としての補修や保存を望みたいですね。
(千里万博公園 2016年4月14日)
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