全国に残る、近代の土木・建築を中心にWatchingしているブログです。
旅に出たら「Architec旅日記」と、見てきた建物や風景を紹介する記事を、
家に居れば、日々の日記「想鄙居だより」や、料理などを記事にしています。

※特集記事は拡大写真も含まれていますので、クリックしてみてください。

2016年07月

大阪・吹田 / 太陽の塔(岡本太郎 作)



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◎前面

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●「黄金の顔」
 直径11m、鉄骨下地鉄板溶接、スコッチカルフィルム貼り
 両眼に3.6Kwクセノン投光器付 前面に避雷針付

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●「太陽の顔」
 直径12m、強化プラスティック製
 赤いラインはイタリア製モザイクタイル

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◎背面

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●「黒い太陽」
 信楽焼タイル張り、緑色はガラスのモザイクタイル

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名称:太陽の塔
設計:岡本太郎
構造設計: 坪井善勝、吉川健、植田昌吾などのプロジェクトチーム
施工:大林組、竹中工務店、藤田組
構造形式:鉄骨鉄筋コンクリート造、鋼管シェル構造
     スプレースタッコ吹き付け、ボンタイル仕上げ
規模:高さ=70m 基底部の直径=最大20m 腕の長さ1辺=25m
着工:1968年11月
竣工:1970年2月
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「太陽の塔」を初めてこの眼で見ました。
大阪万博のアーカイブ映像などで、シンボルゾーンの大屋根を突き破るような形で
鎮座していた姿を見たことはあります。
鉄パイプのオブジェのようにあるのは、その屋根の名残でしょうか?
ゾーンの設計者は丹下健三だったようですね。

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こんなに大きい塔だったのかと、今さらながら驚きました。
工事にかかった人員は、延べ2万4千人にもなったそうです。

やっぱり、アヴァンギャルドだよねぇ・・・(^^)
「太陽の顔」は、子どもがすねたような顔だな〜と思っていましたが、
よく見ると、正面と横を向いた2つの顔が合体しているんですね!
外見からはコンクリート製のように見えますが、確かにそれでは重すぎる。

岡本太郎は、世界の原始芸術や民俗芸術に造詣が深かったというから、
この塔には、そんなイメージが込められているのかもしれません。

万博当時、この内部に入った人はご存じかもしれませんが、
パビリオンとしての展示もあり、50mにもなる「生命の樹」という作品は今も残っているそうです。
また、内部や腕にはエスカレーターがあって、登ることができたそうです。

大阪府では2017年をメドに内部を一般公開したいという意向があるようですが、
大阪府の計画では、塔の本体耐震工事、地下展示室を増築。
総事業費を11億円と見込んでいたが、2回の入札を行ったが折り合いがつかず、
再入札の日程も決まっていない状態なのだそうです。
             (2015/08/08「大阪タウンネット」より)

その後はどうなったんでしょうね〜?
今や、岡本太郎の代表作とまで呼ばれているのですから、
内部公開はともかく、作品としての補修や保存を望みたいですね。


                    (千里万博公園 2016年4月14日)


自家製バジルソースで冷製パスタ


7月30日(土)

いよいよホンモノの夏到来ですね。
静岡県でも関東に近い我が里も、気温が低く曇り空が続いていましたが、
関東地方の梅雨明けと共に、素晴らしすぎる〜晴天ですぞ 


食べ物も本格的な夏模様・・・
昼食に麺類が多いのは、一年中変わりませんが、アツアツは出なくなりました。

バジルを栽培してますので、生で食べたり、バジルソースをよく作っています。
バジルの葉をちぎって、オリーブオイル、ニンニク、松の実、塩コショウと
いっしょにブレンダーで粉砕するだけです。
粉チーズを混ぜる場合もありますが、私は食前に混ぜています。

これが好きなので、ゆでた野菜や焼き肉などにかけたり、いろいろ使います。
ニンニクやオイルが入っているので、冷蔵庫で保存も出来ます。

冷製パスタもちぎったバジルやトマトをフレンチドレッシングで和えたりしますが、
この日は、バジルソースにさいの目に切ったトマトを加えて混ぜ、オクラと粉チーズをトッピングしました。


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そうそう、気になっていたバジルソルトも海塩に入れ替えました。
今度は、分離せずに、うまく行きました。 やっぱり塩味がやさしい〜

ついでにパセリソルトも作りました。肉を焼くときに使うと美味しいと思います。


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暑い夏、肥ってもいいから、しっかり食べて元気に乗り切りましょう〜 


島根・安来 / 足立美術館



●苔庭

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●池の庭

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●白砂青松庭

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足立美術館は、JR安来駅からシャトルバスで20分の山の中にある。
個人で開設した美術館とは思えない広大な広さ、敷地は5万坪(16.5ha)とか。

開発などで景観が損なわれないよう、庭園の借景としているバックの山々も買い取ったと聞いているので、その徹底ぶりと財力に唸ります・・・

アメリカの日本庭園専門誌『Sukiya Living/The Journal of Japanese Gardening(ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング)』において、
全国の日本庭園およそ千か所を対象にした「日本庭園ランキング」で、この日本庭園が2015年で「13年連続日本一」に選ばれているのは有名。
そのせいか、外国人観光客の姿も多い。

美術館のHPによれば、
創設者・足立全康は明治32年(1899)能義郡飯梨村字古川(現:安来市古川町=美術館所在地)に生まれ、小学校卒業後生家の農業を手伝うが、商売の道に進もうと決意。

14歳の時、広瀬町から安来港までの15kmを大八車で木炭を運搬する仕事につく。
余分に仕入れた炭を安来まで運ぶ途中、近在の家々に売り歩き、運賃かせぎの倍の収入を得たことが最初に手掛けた商いとなった。

その後紆余曲折、様々の事業を興し、戦後は大阪で繊維問屋・不動産関係などの事業のかたわら、幼少の頃より興味を持っていた日本画を蒐集して、美術品のコレクターとしても知られるようになっていった。
また、若い頃から何よりも好きであったという庭造りへの関心も次第に大きくなっていった。
そしてついに昭和45年、71歳の時、郷土への恩返しと島根県の文化発展の一助になればという思いで、財団法人足立美術館を創設した。ということです。


庭園と日本画のコラボレーションか・・・
池泉回遊式の庭園っぽいけど、庭の中には入れない。
額縁に見立てた窓から、切り取った庭を眺めるという趣向もある。

この美術館では、庭も絵画のひとつとして捉えているようだ。

比較するワケでも、どちらがどうといいたいワケでも無いんですが・・・

午前中「所子重伝建地区」で大山をバックにした自然の農村風景を見た後だったので、
ここではキッチリと造形された庭園や、ゴミや雑草ひとつない行き届いた管理など、
人工美を、まざまざと感じました。

晴天だったので、青い空と池、緑の植栽、白い砂が眼に鮮やかでした。


                        (古川町 2016年5月18日)



京都・福知山 / 福知山城址


市内から眺めた福知山城
 右:大天守 左:小天守 手前平屋の建物:銅門(あかがねもん)番所

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本丸跡に残る「転用石」を使った野面積みの石垣
 転用石の種類は、宝篋印塔基礎35、五輪塔250の他に、一石五輪塔、石仏、
 笠塔婆、石臼等、およそ500点以上になるそう。

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●「豊磐の井(とよいわいのい)」
 城主であった朽木稙昌の父朽木稙綱の神号「豊磐稙綱命」にちなんだもの。
 深さは50m、海面下7mに達する。
 高所にも関わらず水深37mもあり、現在も水をたたえているそうです。

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●朝暉神社(あさひじんじゃ)
 初代藩主である朽木稙昌が父・稙綱を藩祖として城中に祀ったことにはじまり、
 11代藩主・綱條(つなえだ)のときに一社を建立して朝暉神社と号した。
 廃藩により城外に移されたが、明治14年(1881)に町民らの要望によって
 天守台跡に再建された。

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「法川(旧堀)」と福知山城公園から本丸へと至る「昇龍橋」

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◎福知山城
 別名:横山城、臥龍城、八幡城、福智山城、掻上城
 城郭構造:連郭式平山城
 天守構造:複合・連結式望楼型(元禄12年(1699)築)
 現在:外観復元(昭和61年(1986)竣工)
 築城主:明智光秀
 築城年:天正7年(1579)
 主な改修者:有馬豊氏
 主な城主 :明智氏、朽木氏
 廃城年:明治6年(1873)
 遺構:曲輪、石垣、井戸、移築番所・門
 指定文化財:福知山市史跡
 再建造物 :大天守(三層四階)鉄筋コンクリート造
       延べ床面積:1063平方m 総高:20.2m
      小天守、釣鐘門
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福知山城は、その前身を「横山城」と呼び、在地豪族横山氏の砦だった。
その砦を丹波平定を行った明智光秀が、当時の城郭建築の粋を集めて改築し「福知山城」と改めた。

関ヶ原の戦いの論功行賞により福知山城に入城したのは有馬豊氏で、現在のような城郭や城下町はこの時代に完成した。
その後は岡部長盛、稲葉紀通、松平忠房と城主が替わり、寛文9年(1669)6月、土浦城の朽木稙昌が入部。
明治2年(1869)に至る約200年間、朽木氏が13代世襲し統治した。

福知山城には、3層4階の天守閣や広大な二の丸御殿など、多くの建物があったが、
明治4年(1871)の廃藩後次々に取り壊され天守台から本丸にかけての石垣や「豊磐の井」と呼ばれる井戸、銅門番所などが残っているだけになった。

現在の城は、3ヶ年をかけ、昭和61年(1986)に再建されたもので、内部は「福知山市郷土資料館」として利用されている。(HP「京都府観光ガイド」他より)

「丹波国福知山絵図」
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「福知山今昔絵図」
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「歩兵第二十聯隊と福知山案内」大正4年刊より
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「福知山城」は、お城マニアや、歴史ファンはよ〜くご存じなので、
私なんぞが、くどくど説明する必要はないかと思います。

もちろん復元天守ですが、古絵図を参考にしたという。
全く昔と同じとは言えないかもしれませんが、なかなか美しい天守ですよね〜

特筆すべきは、やっぱり「転用石」と呼ばれる、塔などを使って積み上げた石垣。
近隣の寺院などから運び込まれたそうですが、数が多いだけに思わず絶句。

確か、大和郡山だったと思いますが、石垣に石仏を転用し、石垣が崩れたため、
掘り起こして集めて祀ったというお寺に参ったことがあります。

光秀の時代から400年くらいは経っているのに、このシャープな存在感!
石工の腕前がすごいのかなぁ・・・などと思ってしまった。

明治時代からは、城跡に陸軍がおかれたそうです。
全国どこへ行っても、城跡には陸軍の聯隊が置かれたという話をききます。
広い敷地で、多くの人員を収容できるという理由が一番でしょうけど、
武将ゆかりの地ということは、当時の兵士の闘争心を鼓舞するには充分だったでしょうね。

鉄道が近くを通っていますので、電車の中からもよく見えます。
が、カメラを慌てて出そうとしているうちに通り過ぎてしまいました。(×_×)

季節外れの秋の写真で恐縮です。


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                      (内記一丁目 2015年11月19日)


三色古代米でカレー


7月27日(水)

毎日のように戦慄するニュースがあって、気分が悪くなりますねぇ・・・

過去をみても、夏はなぜか凶悪犯罪が起こりやすい。
ポケモン探しの若者が集まった場所で無差別殺人でもあったら、などと考えると怖いですよね〜

老婆心ながら、充分気をつけて下さい。


先日行ってきた奈良・飛鳥で買った「三色古代米」を炊いてみました。
赤米・黒米・緑米のミックスセットです。

白米もいれて、四色米かな

特に配分に気をつける必要もないというので、3:1の割合で炊きました。
玄米のように、水でふやかすこともしなくて良いとのことです。

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炊いたら色の区別がハッキリしなくなりましたが、
ゴマのように見えるのは黒米ですね、緑色もかすかに見えます。

小豆ご飯を炊くときは、赤くさせるために酢をチョッピリ入れますが、
そうしなくても、この赤色はさすが〜

食感は、モチモチとプチプチが混ざって、私は好きです。
よく噛むようになるから、身体にはいいかもね〜

カレーは、チキンのミートボールにして、出し汁で煮込んで和風にしました。

私は、毒素がどうこう言われる以前からカレーにジャガイモは入れていません。
だから、出来上がるのが早いですし、翌日でも安心して食べられますよ。

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