全国に残る、近代の土木・建築を中心にWatchingしているブログです。
旅に出たら「Architec旅日記」と、見てきた建物や風景を紹介する記事を、
家に居れば、日々の日記「想鄙居だより」や、料理などを記事にしています。

※特集記事は拡大写真も含まれていますので、クリックしてみてください。

2017年01月

海老の和風ホワイトシチュー


1月31日(火)

昨日はどこも暖かかったようですが、我が里では20℃を超えました。
あれッ?暖房入れてたっけ?と勘違いするくらい・・・

ここ1〜2年、冬の定番・鍋料理やシチューをあまり作っていない。
決して嫌いじゃないし、切って煮込めばいいだけで超簡単なのに、何故だろう

その前までは、すぐ鍋に奔って、土鍋をしまっているヒマもなかったのに・・・
キムチ鍋、水炊き、しゃぶしゃぶ、寄せ鍋、手を替え品を替え。
結局、やりすぎて飽きちゃったのかもね。

今冬も、寒くなってから、おでんや正月料理も含めて、4回くらいあったかなぁ

久しぶりにクリームシチューを作ったときの写真です。
海老と和の野菜を使って、和風にしてみました。お正月の残りモン料理です。


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エビは殻と尻尾を取り除き、塩でもんで臭みを取って、水で洗う。
背わたがあれば取り除き、内側に縦に切れ目を入れて開きの状態にしておく。

ベーコンと玉ねぎを少量のバターで炒める。(これは旨味ダシのため)
玉ねぎが透き通ったら、昆布出汁を注いで、白菜、シイタケを入れて煮込む。
野菜が柔らかくなったら、市販のシチューのルウ、水菜とエビを投入。
エビに火が通ったら、塩コショウで味を整え、生クリームを注いでかき混ぜて完成!

市販のルウは便利ですが、コクが足りないので、生クリームを足しています。
食べた人が、最初っからルウを作った?と思い込むほど味がよくなりますよ!


こんな話をしているうちに、キムチ鍋を作りたくなってきたな〜
私のは、味噌味で、すりゴマをかけながら食べるんですが、これも好きです。


豚肉とニンニクの芽、チンゲンサイの味噌炒め


1月30日(月)

ほォ〜、もう1月も終わりますね〜〜
久しぶりに雨が降って、空気が湿っています。

土曜日の夜にPCを閉じようとして、ブログのアクセス件数をふと見たら、
私にとっては異常に高くて、驚きました。
結局、4000件くらいになって、日曜日も500件以上・・・いったいナニ

以前、ブロガーが多かった頃は時々ありましたが、最近はこんな事は珍しい。

アクセス解析を見たら、箱根の「奈良屋」の検索ワードが多かった。
もう廃業してしまった旅館について、数年前に書いたものだが、今さらなんだろう?
奈良屋に何があったというんだ・・・

アクセス件数なんて、ブログを開設した時から気にしたこと無いし、
増えることについても、怖れこそあれ期待なんてしたこともない・・・

SNSやYouTubeでアクセスを増やすために、
犯罪になってしまうことをやらかす人物がいるようですが、気が知れないわ!

Eテレの「ねほりんぱほりん」を見ていたら、
インスタグラムで異常に話を盛る女を取りあげてて、
自分のキャラをお嬢様に仕立てる。
他人の写真を勝手に持って来て、家族で高級ホテルへ朝食を食べに行きましたなど、
さもセレブな生活をしているように構成しているのだとか。
勿論、全部ウソ。それで冴えない日常から逃避しているんだって・・・

ウソや妄想で凝り固めた世界がまかり通ってるって、怖いねぇ・・・
「それでも楽しきゃいいじゃん?!」って言われれば、どうぞどうぞご自由に。
実は男だったって例もあるらしい。笑っちゃうよね!
まぁまぁ・・・投稿するほうも見てるほうも、お互いお気を付けて 


私の場合、決してホテルの高級な料理ではありませんけど・・・

ニンニクの芽があったので、豚肉と炒めました。
ボリューム感がイマイチだったので、余っていたチンゲンサイも入れてみました。

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ニンニクの芽は軽くゆでておく。
豚肉をごま油で炒めて色が変わったら、野菜を入れて炒め合わせ、
味噌・みりんなどの合わせ調味料で混ぜ合わせるだけ。
鷹の爪を入れて炒めると、ピリ辛になって美味しい。

『沈黙〜サイレンス〜』を観てきました


1月27日(金)

昨日、静岡市へ「沈黙」を観に行ってきました。
我が里では、映画鑑賞ができなくなってしまったんですよね・・・

以前から、映画は静岡でよく観ていたので、抵抗はないですが、
静岡の七間町は、映画館が集まる映画街だったので、好みの映画を観る客で賑わっていました。
しかし、別の場所にシネコンが出来て、ほとんど廃館になってしまい、
単独館として残っているのは、今回観に行った所だけだと思います。

「沈黙」は高校生の頃に原作を買って読んでいて、いたく衝撃と感動を受けました。
隠れキリシタンに関心を持つようになったきっかけにもなりました。
     (当時の単行本は紛失してしまって、文庫本を買い直したのが残念!)

成人してから、友人との旅行で長崎・平戸にまで足を伸ばし、
その後、五島列島の福江島に行き、数年前は平戸を再訪、外海(そとめ)の
出津(しつ)にも行ってきました。
私の旅のテーマのひとつにもなって、現在に続いています。

ただ、幕府の目を逃れて隠れ住んだ辺鄙な所に、
自由の身になってから信徒が力を合わせて教会を建てているわけですから、
行くのがとても難しいんですよね・・・


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映画の感想としては、驚くほど原作に忠実に作られているな〜と思いました。
監督も個人的な解釈を入れるのは控えたんでしょうか・・・

弾圧の刑は、実際に映像化されると、ますます衝撃が強くなります。
海中に磔にされるとか、逆さ吊りの虐待シーンは役者さんも命がけでしょうね。
映画では波に打たれているシーンだけですが、満潮になって体がひたひたと海水に
浸かっていく恐怖って、相当なものなんだそうですよ・・・

イッセー尾形の演技が賞賛されていますが、狡猾な奉行を見事に演じてました。
有名な俳優がチョイ役で出てたり、台詞がほとんどなかったり、さすが外国映画。

雲仙や五島にロケしているようで、福江島の鐙瀬(あぶんぜ)の溶岩海岸のような
景色もチラッと出て来て、懐かしかったです。

出津でキリスト教信徒の方とお話しをしているなかで、
「信仰するのは死んだら天国に行くため、だから日頃の行いを正すのだ」という
意味合いのことを仰っていました

今は、北前船の船乗りたちの信仰を集めた神社を見ていますが、
洋の東西を問わず、「神」ってなんだろう・・・
どこの神様もが、肝心なときには沈黙しているんだろう・・・
それでも、やっぱり人間は心のより所にしてしまう・・・
                 私には、まだまだ真髄が掴みきれません。


シーズンオフだけど白エビ


1月25日(水)

寒いですね〜〜、なんて、近所の人と顔を合わせた時と同じ挨拶しちゃった。

いつものように、全く雪は降ってませんよ。毎日、晴天カラカラ〜〜 
我が里でも雪が降ったら、沖縄に降るのと同じで、異常気象って言うんだかな・・・

Excelで旅の計画を打ち込んでいたら、コピー貼り付けで、おかしなことになって、
シートいっぱいになってしまい、重くてどないなこともでけしまへんわ。

削除したくても、処理スピードが異常にのろいので、お手上げです・・・
なんとか知恵を絞って打破せねば!


新しいファイルを作って、無事なシートを総て移動できました。ヤレヤレ〜


富山湾の白エビってご存じですか?食べた事はありますか?

一昨年、春の富山を訪問したときに食べたのは、当時の旅日記に書いたので、
覚えている方もいますかね・・・?

宅配に白エビのかき揚げがあったので頼んでみました。
リストに全国の食材や食べ物があるので、見てるとけっこう楽しいんですよ。


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白エビのシーズンは4月〜11月、
ということは夏も漁があるんですね、そこは桜エビと違います。
そのうちでもやっぱり春〜夏が旬だそうで・・・

白エビって傷みやすいので、水揚げされると、ほとんどすぐ冷凍されるんですって、
むき身もいったん冷凍してから処理するそうです。

だから一年中食べられるんですね。

お取り寄せは、玉ねぎなどを入れたかき揚げになってました、
現地では、こういう料理方法もありますが、
まとめないで、パラパラに揚げるという天ぷらもありました。
正直、そのほうが白エビの味や食感が楽しめて美味い。

小丼にちょうど良いサイズだったので、熱々ごはんを盛ってかき揚げを乗せ、
ポン酢を掛けて食べました。

懐かしいな〜、また白エビ食べに行きたいな〜〜
富山湾の味覚は、冬のブリ・カニだけじゃありませんよ〜
             ・・・って、私が自慢するまでもないけど・・・


鳥取・米子 / 坂口家住宅・坂口合名会社



●坂口家住宅
主屋

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国登録有形文化財(2009.04.28)以下同じ

名称: 坂口家住宅主屋(さかぐちけじゅうたくしゅおく)
年代: 明治25年(1892)建築/大正期・昭和前期改修
構造及び形式等: 木造2階建、瓦葺
建築面積:129㎡
登録番号: 31 - 0142
登録基準1:国土の歴史的景観に寄与しているもの
=======================================
解説文:敷地の西北角に位置する。東西9.6m南北16m、東西棟の2階建で、東面南寄りに平屋建の台所棟、北寄りに玄関を設ける。
大棟は西切妻造で、西面に落棟の入母屋屋根を造り、北面に下屋庇をまわすなど複雑な屋根を構成し、豊かな街路景観を生み出している。
=======================================

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●門および塀

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名称:坂口家住宅門及び塀(さかぐちけじゅうたくもんおよびへい)
年代: 大正後期(1912-1925)
構造及び形式等:門=木造、瓦葺、間口1.6m、
        塀=木造、瓦葺、総延長6.9m
登録番号: 31 - 0146
登録基準1: 国土の歴史的景観に寄与しているもの
=======================================
解説文:北側街路に面して主屋の東に、木造桟瓦葺の門と塀が建つ。
門は間口1.6m、切妻造の一間腕木門で、両開戸を吊る。
塀は門の両脇に設けられ、総延長6.9m。
切石基礎上、方柱を建て、腕木が軒を支持する。
白漆喰仕上げで腰高に竪板を張り、表構えを整える。
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他に土蔵や離れ、渡り廊下が登録有形文化財になっています。



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●坂口合名会社(本店)
 昭和6年(1931)竣工
 構造:RC造2階建
 設計:吉田善次郎

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旧加茂川に沿った通りから、天神橋を渡った狭い街路に面して坂口家の住宅と会社が並んで建っています。
現在は人通りも少なく、静かな一角となっています。

元々この一帯は坂口家の本家が置かれていた場所だったそうだ。
きっと、坂口家だけではなく、他の商店もあって昔は賑わったのだろう。

中海から加茂川の舟運に携わる回船問屋は表通りに並び、
積荷となる米子綿等を扱う商店は一段奥に店を構えるという構図だったのかも。

江戸時代に米子で木綿商を営んでいた坂口家は、明治期になると醤油醸造や製糸業、
石油卸、林業等の多角化を図り、やがて銀行経営や電力事業、倉庫海運までを手掛ける地方財閥に成長した。
坂口商店は後の「坂口合名会社」に引き継がれた。

正面にジャイアントオーダー風の付柱を飾る石張りの重厚な建物。
上下を色分けし、雷紋の装飾をあしらって、軽快感を出しています。

詳しい事が分からないので、あくまでも私の想像ですが、
隣の日本建築が昔からの店舗であり、明治以降に業種の拡大を図った時に、
この洋館を増築したのではないでしょうか。
いかにも銀行っぽい建て方のような気がします。

現在は林業、不動産賃貸業・管理業、保険業、サービス業と幅広く事業を展開。
実際の事務所機能は移転し、ここは本店となっているそうです。

設計者の吉田善次郎について調べましたが、昭和9年発行の「米子商工案内」には、
市内の茶町で、建築請負(建築設計並監督)と名前が出ていたので、地元の業者が請け負ったのでしょう。

                        (尾高町 2016年9月3日)


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