4月28日(日)
大型連休が始まったとたんに、走るクルマの姿が消えました。
我が家は国道とインターチェンジを結ぶ幹線道路のすぐ傍にあるので、
そこに繋がる脇道も、家の前後にたくさん通じている。
だから、東西南北、昼夜を問わずクルマがひっきりなしに走っているのですが・・
27日の朝から、パッタリ動いているクルマの姿を見かけません。
幹線道路のほうは動いていると思いますが、暴走グループも通りかかりません。
ゴーストタウンみたいだ・・いや、それは大げさか?
みんな〜どこへ行〜った〜
今や、お出掛けといえば、みんなカメラ。
私が本格的なカメラを手にするようになったのは、平成4年(1992)からで、
藤森照信さんの「建築探偵」を見て、各地の近代建築を見て廻りたいという
かねてからの願望を実行しようと思ったのがきっかけです。
カメラを持って初めて遠出したところは、千葉県の佐倉・佐原でした。
マニュアルカメラではなく、もうAF一眼でしたが、まだフィルムの時代です。
メインカメラの一眼レフにリバーサルフィルムを使い、サブのコンパクトカメラにはネガフィルムで日付を入れるようにしてました。
なぜかというと、今はデジタルなので、年月日・時刻のデータが残りますが、
フィルムではできませんから、日付を記録するためでした。
フジフィルムでフォトCDというサービスがあって、CDに焼いてもらったりしました。
AFでの写真撮影記録は、2003年までしか残っていませんが、
多分、その頃にデジタル一眼に新調したのだと思います。
ポジ+ネガから、デジ+デジの時代に変わりました。
それまで撮ったフィルム写真は、スキャナーを買って全部デジタル化しました。
思えば・・・
カメラ女子などという言葉も無く、国の登録有形文化財も平成8年(1996)に制定されたので、
初期の頃は、観光地でもない所で、古ぼけた洋館を撮っているオンナというのは、
地元の人でさえ希有に感じられたのか、
建物と私を、二度見・三度見されたこともよくありました。
今や、誰もがスマホでいろんなモノを撮りまくり、
地方活性化のためか? 登録文化財は1万件を超えるとか・・・
地元では「国の文化財になってるんですよ〜」と胸を張る。
でも、全国的に保存の機運が高まっているのはいいことだと思います。
たま〜に、むかし撮った建物を見るときがあると、キレイに修景されていて、
「まぁ〜、ご立派になられて・・・」と複雑な想いにとらわれる。
ファインダーを覗いて写真を撮っていた私たちからすると、
観光地やイベントで、皆、思い思いにスマホをかざして撮っている姿は、
一種、不思議な光景でした。
数年前に小型で軽いという理由で、ミラーレスの一眼レフを買いましたが、
ナント ファインダーがありませんでした。
これも時代か・・・
棚には、もう使っていないカメラや付属アクセでいっぱいになってしまったけど、
私と一緒に平成を駆けてきた相棒たちだから、断捨離するなんてできません。
※写真は借り物です。こんなに持ってませんよ〜
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