全国に残る、近代の土木・建築を中心にWatchingしているブログです。
旅に出たら「Architec旅日記」と、見てきた建物や風景を紹介する記事を、
家に居れば、日々の日記「想鄙居だより」や、料理などを記事にしています。

※特集記事は拡大写真も含まれていますので、クリックしてみてください。

★大震災の後先

福島県伊達郡桑折町・1997


●旧伊達郡役所

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国指定重要文化財(1977.06.27)

明治16年(1883)竣工
構造・規模:木造、建築面積376.2m2、二階建、一部一階、玄関及び中央部塔屋付、桟瓦葺

木造、一部二階建、郡役所で遺存している建物のうちでは最大規模を持つ。
擬洋風になるもので、質がよく改変も少なく、明治初期の建築の特徴をよく示している。 
ことに東北地方に残るものとしては優品である。

福島県伊達郡桑折町字陣屋12番地

東日本大震災からきょうで2年になりました。
私が、写真というか、建物ウォッチングを初めた初期の頃は、北海道や東北各県をよく廻っていました。

懐かしさもあって、ここ数日その頃の古い写真を眺めていました。
その中で、ふと、今この町はどうなっているんだろうと思った写真がありました。


桑折町(こおりまち)という所は、観光地ではないし、この震災でも報道されることがないので、
福島県外の多くのひとは、その存在を知らないと思います。

私も「旧伊達郡役所」を見に行かなければ、全く知らない土地だったでしょう・・・

この日は休館日だったが、門扉は開いていたので、近くまで行って撮ることが出来ました。
いつかまた、中を観に来ようと思いながら、15年経ってしまった。


桑折町は、福島原発から65キロ。当時の震度は6弱。
内陸部なので津波の被害はなく、むしろ避難者を受け容れている立場なのでしょう・・・

調べていたら、この建物は震災以後未だに休館が続いているとのこと。
余震も続いているので改修などの着工が難しいのか、重文として国からの補助はどうなのか、気になる。


被害状況や原発からの距離などで、福島市なども国からの災害補助はなく、自治体で復旧・復興を全て担っていかなければならないと聞きました。

どこも苦しくて、難しい問題も多い。
いつ始まるのか、いつ終わるのか、なかなか見通しも立たないでしょうけれど、
除染・復旧などとともに、文化財もなるべく早く元気を取り戻していただきたい。

東日本大震災と原発事故災害に被災された皆さんに心よりお見舞い申し上げます。  
原発事故の収束と放射能汚染の克服なくしては、私たちの郷土(ふるさと)・桑折町 の復興を成し遂げることはできません。  
そして、復興の道程は「桑折に生まれ、桑折で育ち、安心して住み続けられる平穏 な日常を取り戻し、豊かな恵みの大地が再生するまで」終わることはありません。  
こうしたことから、大災害発生以前に策定した桑折町新長期総合計画の継続は困難であると決断し、平成 23年5月に新しい総合計画の策定に着手しました。

ーー中略ーー

私は、日本人の気概、そして桑折町民の絆をもって桑折町総合計画「復興こおり創造プラン」を推進し

「町土の除染なくして復興なし」・「町民の健康なくして復興なし」・ 「町民の安心なくして復興なし」の三大スローガンのもと、『未曽有の大災害を克服し、やすらぎと希望に満ちた “こおり新時代 ” 』の確実な実現を目指してまいります。  

この未曽有の国難ともいえる大災害の時こそ、町民の生の声を正面から真撃に受け止め、多くの課題と教訓から行政のあるべき姿を学び、弱い立場の方を守り、町民の皆さんに寄り添い、頼りにされる行政執行に努めてまいりますので、特段のご理解とご協力を心からお願い申し上げます。(桑折町長)

                                        平成24年2月

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                           ーー桑折町総合計画「復興こおり創造プラン」よりーー



黄色いハンカチ作戦は、幸せをもたらすか・・・

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郵便BOXになにやら黄色い物が入っているので、広げてみたら
『我が家は大丈夫!黄色いハンカチ作戦』と書いてあった・・・

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何だろう、コレ? 聞いてないぞ~と思って、入っている説明やHPを調べたら、
近隣の富士宮市の防災課でやっている運動のようだった。

良い方法だから、我が市でも取り入れてみたらどうだろうと市議会で議題に上がったらしい。


この作戦は、災害時に「わが家は大丈夫」だから「他の人を助けてほしい」という目印として、道路から見える場所に黄色いハンカチを掲げ、安否確認を短時間に容易に行うものです。

地震災害では、「自助」「共助」で助かる割合が9割ともいわれています。この作戦は、このような時に非常に有効です。是非!「あなたの街の防災会」も作戦を実行してみませんか?

黄色いハンカチは、市内の小規模授産施設で心を込めて製作しており、1枚300円で販売しています。


こちらでは、無料で各戸配布になったということかしらね・・・

同じような作戦を展開しているのは、全国にもあって、箕面市など数カ所。
なかには、黄色い色なら、ハンカチでもセーター、ブラウスでもいいという所もあった。

迅速な救助という点ではいいと思うんですが、お年寄りなど、「私はいいわ」と必要以上に遠慮してしまう人がいないとも限らない。

やっぱり、自治体や隣近所の見守り、きめ細かい配慮は必要でしょうね。



我が心の東北・・・


3月11日(日)

東日本大震災が起きてから、一年になりました。
私は、東北地方が好きで、20代の頃から何度も行き、総ての県を訪問しました。

去年は、東北を太平洋側からグルッと回って日本海側に沿って帰って来るという計画を立てて、
ホテルの予約をし終わったのが、地震の起きた3日前でした。

当日は停電して、どこが震源地かも分からず、不安な一夜が明けてみて・・・衝撃でした。


去年のブログでは、いろんな事に苛立ちを憶えて書いたことが多かった。

一年の節目に何か書いてみようかと思いましたが・・・
言いたいことが山ほどありすぎて、しかも私の中で相反する意見が対立していて、
とてもまとまりそうにありません・・・でも、考えることはしています。


これらの写真は、地震の起きる10か月前、2010年の5月11日から福島を中心に旅行したスナップです。

松島港で観光船を操作する人たち

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伊達市内へ向かう道すがら・・・

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二本松市。智恵子の丘からの展望

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郡山市内

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            猪苗代町

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海岸沿いではないので、被害やその後の状況の違いもあるでしょうが・・・また、桜が咲きます。

私は結局、去年の旅行は諦めて、全キャンセルしてしまいましたが、自分の心も落ち着いたら
いつか、訪問させていただきたいと思っています。また、優しく迎えてください。



緊急地震速報アプリ・パソコン版

∂∂

12月15日(木)

一時、地震が収まったかな?と思いましたが
最近になって、またあちらこちらで、揺れていますね・・・

ブログ友さんが、PCに緊急地震速報のアプリを入れていると伺って、私も・・と探しました。

スマートフォンには「ゆれくるコール」を入れてありましたが、
常時起動しているので、バッテリーの消耗が早いように感じて、アンインストールしてしまいました。
これは、どこかに出掛けた時に、その度にインストールしよう~~

日頃は、家にいるんだから、TVの速報もあるしね。

でも、TVを付けていないときはどうしたらいいのかな?と思っていたので、
PCは、いつもスタンバイしているので利用できるのでは・・と試してみました。

Mac版のアプリは「QuakeInfoDash」といいます。
入れたら、早速午後5時頃の地震で役立ちました。

最初は、場所とマグニチュード、震度を伝え、確定すると詳細な情報を付け加えていくという感じ。

でも、スリープ状態の場合はどうなるんだろう? やっぱ、無理かしら??



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このアプリはダッシュボードウィジェットとなっていて、常駐して、スピーチ音声で地震速報を告知してくれる。

声は12人あって、好きな人を選べます。(Macのソフトっぽいなや~!Ww)

ちなみに、私はAlex君を採用。 英語に日本語混じりで教えてくれます(*^^)v



昨夜の地震

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8月2日(火)

昨夜の地震はびっくりでした~。
TVの緊急地震速報より、わずかながら地震の方が早かったです。

跳び起きて、寝室を出て玄関ドアを開けようかどうしようか・・・と立っていると

3月の頃の地震の時より室内の物音が少ない・・・これは、とりあえず大きくはないな?!

揺れが収まったところで、室内を見て回って、異常なし!と安心。
震度3だったそうで、ホッとしたり、こんな自分の勘が嫌だなと思ってみたりする。

しばらくは、眠れませんでしたが、そんな程度で済みました。・・・・

この数時間前に、やはり駿河湾域で震度1の地震があったとTV画面に流れていたので、
小さな地震といえども、軽くみていてはいけませんね~


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東名高速異常なし。 鉄道には、今のところ遅れが出ている模様。
お気を付けて通過して下さい。

でもね~、最近、3月頃経験した「地震酔い」に、時々また襲われてるんですよね・・・

西日本の方たちには、よく分からないと思いますが、
揺れてないのに、揺れているように感じてしまうという、変な感覚。

そろそろ、また気分転換しないといけない頃か・・・・



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